実践占い　～投稿７回目～

大アルカナの背景となる小アルカナを含めて見ていきます

最初に、ポジション１の「問題の核心」に、「運命の車輪」のカード。

キーワードは、「運命、ターニングポイント、動き、自分自身のビジョン」。

このカードは、４つの解釈ができます。

①「運命を感じる」・・・与えられたチャンスを活かす、思いがけないことに好機を見出す、②「ターニングポイントに立つ」・・・転換する、違う方向へ動く、物事が一変する、③「動きを感じる」・・・変化を経験する、人生のテンポがスピードアップすると感じる、④「自分自身のビジョン」・・・全ての物事が如何に繋がっているかを知る、更なる気づきを得る。

私は、健康に問題がある方なので、その問題が長く続いていること、そして今まさに好転するチャンスがあると解釈しました。

ポジション２の「対立要因」に、「悪魔」のカード。

キーワードは、「束縛、物質主義、無知、希望のなさ」。

彼女は、ポジション１の「運命の車輪」のカードを受け入れることができず、自分自身や将来を疑ってかかるネガティブな考え方を映し出していると解釈しました。

ポジション３の「無意識な影響」に、「正義」のカード。

キーワードは、「正義、責任、決断、原因と結果」。

彼女が、ポジション２の「悪魔」のカードが示す心の束縛＝呪縛に陥っている原因は、彼女の過去にあり、彼女が無意識の内に「過去の行為が原因となり、それが結果となって返ってきている」と受け入れてしまっていると解釈しました。

ポジション４の「過去」に、「ソードのナイト」のカード。

このカードは、コートカードで、「特定の態度や行動」を表します。

キーワードは、「率直/無遠慮、権威的/威圧的、鋭敏/辛辣、見識がある/自説に固執する、論理的/無情」な人、鋭い洞察力を持つ人を表します。

「ソードのナイト」のカードを示す人が彼女なのか？、他の誰かなのか？（お医者さん？ご両親？）ですが、私はポジション３の「正義」のカードが示す「過去の責任を負う彼女の姿」から、「ソードのナイト」は彼女だと感じました。

彼女は、お医者さんと相談しながら、自分で病気に対する対処方法を決めてこられたと解釈しました。

ポジション５の「気づいている影響」に、「ソードの８」のカードの逆位置。

キーワードは、「制限、混乱、無力」ですが、逆位置なので、そのエネルギーは弱くなっています。

「抑圧された状況からの解放」を意味します。

彼女は健康について、「考えを変えようとし始めた」と解釈しました。

ポジション６の「未来」に、「ワンドのナイト」のカードの逆位置。

キーワードは、「魅力的/浅はか、自信/自惚れ、大胆/向こう見ず、冒険好き/落ち着きがない、情熱的/短期」な人を表しますが、逆位置なので、そのエネルギーは弱くなっています。

「戦う未経験さゆえに、熱意が混乱、破綻、不和」に向かっている人を意味します。

このカードもコートカードですが、ポジション４の「過去」に出ている「ソードのナイト」と関わっていて、彼女は今問題を解決しようとする気持ちが強くなってきている反面、解決に向けてどう行動すればいいのか？迷いや混乱した状況が続くと解釈しました。