ポジション1の「問題の核心」に、「ペンタクルのエース」のカードの逆位置。
キーワードは、「実質的な力、繁栄、実際的、信頼」で、彼女の夢が実現する可能性を示すサインでもありますが、逆位置なので、そのエネルギーは弱くなっています。
「①自己中心的、過剰な競争、不信、依存、②保護されている状況が終わる、③自立の拒絶」を意味します。
彼女は、ご両親、家族、友人等に守られていた生活が、今は彼女ご自身がいろんなことを決めていかなければならない環境へと変化した中で、人生に対する不安や悩みを抱え込んでいると解釈しました。
ポジション2の「状況を強める要素」に、「審判」のカードの逆位置。
キーワードは、「審判、復活、内なる呼びかけ、赦し」ですが、逆位置なので、そのエネルギーは弱くなっています。
「変化への恐れから呼びかけを否定、言い訳が強くなり、立ち尽くしているだけの状態」を意味ます。
彼女が人生に対し、て不安や悩みを抱えていることが良く分かります。
ポジション3の「深層意識」に、「ペンタクルのペイジ」のカードの逆位置。
このカードは、コートカードで、「特定の態度や行動」を表します。
キーワードは、「結果を出す、実際的になる、繁栄する、信用する」人を意味しますが、逆位置なので、そのエネルギーは弱くなっています。
「一生懸命になれるもの(仕事や勉強)がないため、時間やお金を浪費したり、不節制、息抜き」を意味します。
彼女が人生の岐路に立っている場合は、「乗り越えるための大きなエネルギーが必要であり、、それは夢や責任感、使命感等によるモチベーションや気持ちが高まる環境から作り出されるもの」だと思いますが、残念ながらその状況ではないことから、彼女がネガティブな思考状態にあると解釈しました。
ポジション4の「過去」に、「ペンタクルの6」のカードの逆位置。
キーワードは、「持っている/持っていない:資産、知識、権力」を意味します。人生におけるバランスも意味しますが、逆位置なので、そのエネルギーは弱くなっています。
「寛大さに欠け、自己中心的」を意味します。
キーワードの「持っている」時は、優越した立場で反感を買ったり、「持っていない」時は、不公平で不満を持ったりして、受け取る場所に自分を置いていない状況を表します。
過去、彼女は守られ、甘えられる環境で過ごしてきたと解釈しました。
ポジション5の「表層心理」に、「ワンドの5」のカード。
キーワードは、「意見の相違、競争、困難」です。
イライラさせられたり、つまらないことに悩まされることを意味します。
彼女は、イライラさせられたり、つまらないことにも悩まされている状況だと解釈しました。
ポジション6の「未来」に、「恋人」のカード。
キーワードは、「結びつき、セクシュアリティ、自分への信頼、価値観」です。
結婚を意味することも多いカードです。
彼女は、人生の中で、ご自身の価値観をきちんと定められ、その基準に基づいて行動されるようになる=不安や迷いは解消されると解釈しました。