次のポジション2から解説していきます。
ポジション2の「変化の要因」に、「ペンタクルの2」のカードの逆位置。
キーワードは、「ジャグリングする、柔軟性、楽しむ」ですが、逆位置なので、そのエネルギーは弱くなっています。
「ゲームは楽しみから強制に代わり、真の喜びが偽りに代わり、の喜びゆえの失敗につながる」ことを意味します。
ポジション1、2から、
彼女の仕事は、「自由あるいは自主的にできる、やりがいや楽しみ」が、「自分の意思ではなく強制される内容に変化」し、それを受け付けることができずに、ある意味「フリーズしている状況」だと解釈しました。
ポジション3の「深層心理」に、「カップの3」のカード。
キーワードは、「豊かさ、友情、コミュニティ」です。
彼女が仕事に対して、今までやってきたこと、あるいは求めているものが、キーワードそのもの=豊かさ、友情、コミュニティだと解釈しました。
ポジション4の「過去」に、「ソードの3」のカードの逆位置。
キーワードは、「悲嘆、孤独、裏切り」ですが、逆位置なので、そのエネルギーは弱くなっています。
この場合は試練や人生の課題を表しますので、エネルギーが弱くなると、「治癒のプロセスは妨害された、痛みを永遠に自分の中に留めてしまう」ことを意味します。
彼女は、仕事上の失敗、それも人間関係等のトラブルにより、傷付き、辛い思いをされていると解釈しました。
ポジション5の「表層心理」に、「ワンドの9」のカード。
キーワードは、「防御、忍耐、根気」です。
彼女は、困難な時を過ごされてきましたが、用心して進むようにしている、そして、どんなことがあろうとも、負けずに進め続けるように決意されたと解釈しました。
ポジション6の「近い未来」に、「ペンタクルのクィーン」のカード。
このカードは、コートカードで、「特定の態度や行動」を表します。人物を意味することもあります。
キーワードは、「養う、寛大、現実的、よく気が付く、信頼がおける」人を意味します。
2つの解釈ができます。
1つ目は、彼女が寛大な気持ちで受け入れていくこと、2つ目は、そのような上司あるいはよきアドバイスをいただける人に助けてもらえるようになる。
私は、次のカード(7~10)から、後者の支援を受けると解釈しました。